ゲノミクスとは?

ゲノミクスとは、複雑な遺伝子セットを調べて、それらの細胞内での発現状態(活性レベル)や生物学における役割を追究する学問です。遺伝子の小さなネットワークがどのように協働して癌の生物学や治療反応性に影響するのかを調べる学問とも言えます。ヒトゲノムプロジェクトは、ヒトゲノムの約25,000の遺伝子を特定しました。ゲノム情報を癌の治療方針決定に役立てるために必要な知識を獲得するべく、研究が続けられています。ゲノム情報から意思決定に役立つ知見を引き出すためには、遺伝子の配列や形状に関する知識に加えて、これらの遺伝子がどのように相互に関係し合い、その結果として生み出される機能がどんなものかという知識も必要です。

ゲノミクス研究の進歩に伴い、癌を含む多くの疾患の診断、予後および治療の改善へのゲノム情報の応用が期待されています。

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